フェイクニュースは SNS 上での広がり方に特徴が見られる
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正しい情報は星の形にネットワークが広がる(写真上)が、偽情報は発信源がばらつく(東日本大震災当時のSNSデータを分析)=筑波大学の佐野助教提供
次に放射線の影響を防ぐ飲み物などに関するフェイクニュースの拡散を解析した。多くの点が幾つもに分かれて新たな発信源を構成し、点と線が描く軌跡は激しく乱れた。星とは似ても似つかない形のネットワークを示していた。
「フェイクニュースと正しい情報では情報拡散の『カタチ』が違う」(佐野助教)。
投稿内容ではなく、伝播経路に着目して真偽を見分けようとするアプローチが「ザ・複雑ネットワーク科学!」という感じで興奮した。Page Rank みたいに、個々のページや投稿の評価を大きく変えるアルゴリズムが発見されるといいな。